コルヴァン『究極の鍛錬』:才能ではなく特別な訓練

コルヴァン『究極の鍛錬』(サンマーク出版, 2010)

経験者ほど能力が低い、という逆説がある。「経験の罠」と呼ばれている。モーツアルトやタイガー・ウッズになるためには、才能ではない。しかしただ努力するだけではダメ、特別な訓練が必要だ。それをdeliberate practice(究極の鍛錬)と呼ぶ。それを、10年間、一万時間続けることができれば、一流になれる。

「究極の鍛錬」の要素は、

  1. 自分を観察し、評価してくれる教師がいて、彼が改善すべき点を限定し、鍛えてくれる。
  2. 楽な「コンフォートゾーン」と、ハードルが高すぎる「パニックゾーン」の中間地帯「ラーニングゾーン」(チクセントミハイの言う、チャレンジ/スキルがバランスしたところ)において、練習を何度でも繰り返す。
  3. フィードバックがある。それに基づき注意深く練習する。
  4. つらい。長時間やる必要はなく、集中して努力する。
  5. おもしろくない。苦手なことにしつこく取り組む。「本質的に楽しいものではない」

「次のインストラクショナルデザイン」を考えるためにもいい本です。

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