バウマイスター『意志力の科学』

バウマイスター『意志力の科学』(インターシフト, 2013)

1970年代から自尊心がその人のパフォーマンスを予測するものとして研究されてきましたが、自尊心を高める介入(ほめたり、強みを見出す)はパフォーマンスに影響しないことが明らかになってきました。自尊心ではなく、自己調整力がパフォーマンスに効いているのだということをこの本は明らかにしています。

自己調整力は、リソースあるいは一種のエネルギーで、決断をしたり、感情を抑えたり、行動を抑制したりすることで消耗します。その消耗を手早く回復しようとして、グルコース(甘いもの)を食べるのです。この一例がダイエットが失敗するサイクルです。つまり、「食べるのを我慢する→自己調整エネルギーを消耗する→甘いものがますます食べたくなる」というサイクルです。

自己調整力の高い人は、意志力を使わないでもパフォーマンスをあげられる人です。では、自己調整力を高めるにはどうすればいいのでしょうか。著者は次のような提案をしています。

  1. 細かく記録し、振り返る
  2. 少しずつ変化させる
  3. 時間配分を適切にする(簡単なことには少ない時間)
  4. 目標は3つまで
  5. 誘惑を遠ざける
  6. 代わりのことをしない(原稿を書くか、何もしない)
  7. 小さな褒美を頻繁に、大きな褒美を時々
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